【男雛と女雛の位置が東西で違う?】今日はひな祭りの日です

Diary 独り言

本日、 三月三日はひな祭りです。

先月後半、バタバタとして雛人形を出さずして、「ひな祭り」の日を迎えてしまいました。

おととい行った病院の受付に、小さな雛人形があって初めてひな祭りに気づきました。

押し入れにしまわれて、年に一度のお披露目の日を忘れられてしまった我が家のお雛様に申し訳ない。

私は、のんびりした田舎で育ったので、土地や家が広いせいか、雛飾りは7段飾りが普通でした。子どものころ、自分の家のひな人形に飽き足らず、友達の家や親戚の家の雛飾りを見て回るのがとても楽しみでした。人形のお顔や十二単の柄がそれぞれ違っていて、自分が平安時代に生まれていたらこんな着物が着れたのかなぁと時代を間違えたと想像を膨らませたものです。(なぜか、貴族に生まれる前提・・・)

お雛様の白いお顔とすっとした目元と鼻、ちいさな口はとても聡明でそれでいて優しい女性の象徴のようでした。いつか、お雛様のような賢そうで優しそうで上品で綺麗な大人の人になりたいなぁと憧れていました。

今では、相当な大人の女性になってしまいましたが、お雛様のようなクールなお顔で送る日は少なく、気が付くと眉毛をへの字にしてバタバタとせわしなく、お雛様とは程遠い表情で暮らしています。いつになったらお雛様のようなお顔で過ごせるのでしょう。残念ながら、永遠に叶わないような気がしています。

ところで、関東と関西では女雛と男雛の位置が違うことをご存知ですか。関東では向かって左側が男雛で、京都や関西では向かって右側が男雛です。日本には古いしきたりで「左側の方が、位が高い」という考えがあり、京都ではその習わしから女雛の左手側に男雛が置かれています。明治以降は、西洋の「右が上位」の考え方が取り入れられ、関東雛は女雛の右手に男雛が置かれるようになったようです。いづれにしても、「男性が女性より上」という考えは既に平安時代から始まっていたのです。

今は、昔ほど上座や下座をあまり気にしないようになってきています。オンライン会議では、下座・上座は関係ないですもの。リアル会議室も、自由に席を選べたらいいですよね。ちなみに、大昔、わたしが働いていた化粧品の会社では、会議室の席は新人も部長も社長も自由に席を選んでいました。今思えば、そう思っていたのは自分だけだったのかもしれません。

ということで、ひな祭りの今日、せめて、ちらし寿司だけでも作りたいと思います。
予想完成図です・・・。

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